9月1日武久町にみっとん鍼灸整骨院オープン

歩くと足が痛い‼

neuralgia

今回は歩いた際に足に痛みが出る方に向けた
記事になります。

足に痛みが出ると言っても
筋肉の損傷や靭帯損傷、神経痛など疾患をあげていけばたくさんありますが
その中でも間欠跛行についてお話していきます。

目次

間欠跛行とは??

一定の時間や距離を歩くことによって足の痛みやしびれ、脱力感が生じ
一度休まないと歩けなくなること。

主に高齢者に表れやすい症状のイメージが
ある方が多いと思いますし
そのような訴えをして来院される方のほとんどが

「腰からきてると思う。」

「友人から腰が悪いからなると言われた。」

そうおっしゃる方がとても多いです。

ですがこの間欠跛行…
腰が原因の場合もあればそうでない場合も
たくさんあります。

神経性間欠跛行

原因は脊髄の障害で起こり
簡単に分けると脊髄の血管障害や脊柱管狭窄症となります。

症状として
歩行時の症状が出た後に姿勢の変化(前かがみ)
症状が軽減
再び歩けるようになるというのが特徴です。

そして足背動脈という足の甲側の動脈を
触知できる。

これらの症状の際に神経性間欠跛行の疑いが
あると判断され
俗にいう【腰からきている】という状態に
なるわけです。

血管性間欠跛行

原因は慢性動脈閉塞で起こり
こちらも簡単に分けると閉塞性動脈硬化症(ASO)や閉塞性血栓血管炎(TAO)
Leriche(ルリッシュ)症候群などの可能性が
でてきます。

症状として上記と同じで歩行時に痛みが
出現しますが
血管性間欠跛行の場合前かがみで症状は
回復せずに歩行を中止することで
症状が軽減し
再び歩けるようになるのが
特徴です。

そして足背動脈は動脈が閉塞することにより、
血流が減少し拍動が減弱したり
触知が不能になります。

これらの症状の際に血管性間欠跛行の疑いがあると判断されます。

神経性間欠跛行と血管性間欠跛行の
簡単な見分け方

自転車に乗った際に痛みが出るか出ないかを
チェックしてみてください。
自転車の運転の際は姿勢が自然と前かがみに
なるので
神経性では症状は出現しません。

ただあくまで簡易的なチェックになりますので
症状のある方は
専門医への受診をおすすめします。

何科を受診すればいいの??

神経性間欠跛行の場合は整形外科の受診。
血管性間欠跛行の場合は(心臓)血管外科、の
受診をおすすめします。

間欠跛行へのアドバイス

実際に私自身臨床で色々な症状の方に
お会いしますが
間欠跛行の疑いがある方は山ほど
いらっしゃいます。
その中でもご自身や判断や友人の方の
アドバイスで対処したりする方が
とても多いのですが自己判断は危険な場合が
あります。
当院でも施術を行うことが危険と判断した場合は申し訳ないのですが
施術は行わずに専門医への受診を勧めております。
上記の症状に当てはまり方は是非一度専門医への受診をされてみたり
当院に一度ご相談ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次